岡山市内、天神山文化プラザで行われていた岡山の現代美術表現を紹介する企画展で、今回は日本の伝統技術「表装」と現代美術作家のコラボでした。

展示作品は掛軸形式のものが多く、作品（本紙）も写真を元にしたようなもの、ポップアート風のものなど所謂「掛軸」的なイメージから飛躍しており、面白く観させてもらいました。

また、会場では現役の表具師による実演もあり、作業を直に見れるという事で多くの方がいらっしゃっておりびっくりしました。

あとで実演されていた方にお話しを窺うと、お客さんの多くは表装の講座を受けている方らしく、なるほど（尾道より）岡山では表具が身近にあるのかもしれないなぁと思うと同時に、だからこそ今回のような企画が成り立つのかも、とも。

表具を身近に、というのは軸源にとっても一つの課題ですので、色々と参考になりました。