タイトル通り、久々になってしまった制作事例の更新です。
市松模様の襖を制作させて頂きました。
こちら少し素材に趣向を凝らしており、白地部分には石見神楽において大蛇の胴体に用いられる蛇胴紙という石州和紙を使用しました。神楽の大蛇に使われるだけありかなり強く、シンプルながらも存在感のある風合。
薄緑色の部分は蚊帳を使っているのですが、部屋の土壁に合わせた色合いにする為に自前で染色をしたものになっております。
大柄の市松模様、「静かに佇みながらもちゃんとそこにある」感があり、日常生活にうまく調和するデザインの強みがありますね