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    色紙 洗浄事例

    ph011001

    ・色紙のシミ抜き
    ・色紙はその厚さの為、湿気も多く吸い込みます。吸い込んだ湿気が逃げにくい造りの為、シミになりやすいので、干乾しなどによる手入れを怠らない事が綺麗な状態を保つ秘訣です。
    墨と落款印の上からドーサやアクリルなどで保護皮膜を作ります。シミや汚れの程度によって、薬品処理の方法を選びます。
    色紙の厚みは2mmほどですが、そのほとんどはパルプの層からなります。このパルプを根気欲はがし、最表面の和紙のみの状態にした後、洗いを施します。
    洗い終えたら裏打ちを施し、無地の色紙に貼り込みます。貼り込んだ時の湿気を吸い取る為、色紙を表裏から紙でサンドイッチ上に挟み、新しく紙を取り替える作業を何十回と繰り返し乾燥させます。