前回、前々回に続いて襖の張り替えのご紹介です
今回は少し変わったご依頼で、お客様の亡くなられたお母様の着物を襖の一部に使うというものです。
汚れやすい引き手の周りに、襖紙とは別の裂地を張り込んで補強する「引き手帯」がありますが
その範囲を広げるイメージでしょうか。
元々軸源でもそうした仕事をしておりましたが、お客様がそれをご自分でもしたいという事でさせていただく形になりました。
デザイン案は色々悩みましたが、統一感を重視し基本同じ形状に。
奥の部屋の間仕切りは、引き手帯のみにしてワンポイントになるようしました。